『アサーション入門』はどんな本?自己表現を学びたい人が購入前に確認したいこと
「自分の考えを伝えたい。でも、相手との関係も大切にしたい」
そんなときに気になる言葉が、アサーションです。
平木典子さんの『アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法』は、このアサーションを扱う一冊です。
ただ、本を買う前には、「今の自分が知りたいことを学べるのか」も確かめたいところです。
この記事では、出版社が公開している紹介・目次を基に、本書のテーマと購入前の確認点を整理します。
この記事でわかること
- 本書の基本情報と、公開目次から分かる構成
- 自分の学びたいこととの照らし合わせ方
- 試し読みや読書の際に確かめたいポイント
※本記事は公開情報に基づく書籍紹介です。読了後の感想や、実践による効果を評価するものではありません。
🍀 『アサーション入門』の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 |
| 著者 | 平木典子 |
| 出版社 | 講談社 |
| シリーズ | 講談社現代新書 |
| 紙版発売日 | 2012年2月17日 |
| 紙版ページ数 | 176ページ |
| 紙版ISBN | 9784062881432 |
講談社の紹介では、アサーションは、自分と相手の両方を尊重する自己表現として説明されています。本書には紙版と電子版があります。講談社の書籍情報
このテーマに関心を持ったときは、「相手に何を伝えるか」に加えて、「自分の考えをどのように扱いたいか」も、読書の目的として考えられます。
たとえば、自分の意見を持っていても、相手と違うという理由で引っ込めてしまうことはないでしょうか。
そのような場面を振り返りながら、自己表現について学ぶ候補になる一冊です。
🍀 公開目次では、考え方から伝え方へ進む構成
出版社が公開している目次は、全5章です。
自己表現の基本から始まり、自分と相手の権利、ものの見方、身につける力、伝え方へとテーマが続きます。講談社の公開目次
ここから購入前に注目したいのは、伝える言葉に至るまでの考え方も扱われていることです。
自己表現の土台に関心があるか
最初に考えたいのは、自分がこの本で何を知りたいのかという点です。
「自分の希望を持っていても、相手に伝えてよいと思えない」
「相手の考えと違ったとき、自分の意見をどう扱えばよいか迷う」
こうした疑問があるなら、公開目次のどのテーマに関心を持ったかを確かめてみてください。
気になる章が見つかれば、試し読みや書店で内容を確かめる際の手がかりになります。
目次だけでは判断できない部分もある
一方、目次からは、説明の細かさや具体例の量までは分かりません。
たとえば、章題にある「三つの力」が具体的に何を指すのかは、本文を確認してから紹介する必要があります。
購入前には、「テーマに関心があること」と「自分に合う説明であること」を、順に確かめていきましょう。
🍀 この本に期待することを、一つの問いにする
本を読む目的が大きすぎると、読み終えたあとに何を得たかったのか分からなくなることがあります。
「人間関係をよくしたい」という目標を、もう少し具体的な問いにしてみましょう。
たとえば、次のような形です。
- 相手と意見が違うとき、自分は何を気にしているのだろう
- 自分の希望を伝えることを、どのように捉えているのだろう
- 相手を尊重しながら、自分の事情も話すには何を考えればよいのだろう
これらは本書からの引用ではなく、当サイトが提案する読書の問いです。
「この問いについて考えたい」と思えるかどうかは、本との相性を見極める一つの手がかりになります。
すぐに必要なものも確認しておく
明日の依頼に返事をしたいなど、具体的な対応を急いでいる場合もあります。
その場合は、まず仕事を頼まれると断れないときの例文記事で、返事に必要な条件を整理できます。
そのうえで、繰り返し迷う背景を学びたいと感じたら、本を検討するという順序でも構いません。
🍀 試し読みでは、説明との相性を確かめる
本書に関心を持ったら、利用できる試し読みや書店の見本で、文章を少し読んでみましょう。
確認したいのは、「自分も読めそうか」「続きを考えてみたいか」という点です。
説明を、自分の言葉で言い換えられるか
読んだ箇所について、「ここでは何を説明していたか」を一文で言い換えてみます。
すぐに理解できなくても、読み返すことでつかめそうなら、それも相性を判断する材料になります。
説明の言葉に興味を持てるか、自分の経験を思い浮かべられるかも確かめてみてください。
求めている具体例があるか
自分が知りたいのは、考え方の説明なのか、具体的なやり取りなのか。
購入前には、可能な範囲で本文を確認し、知りたい内容にどの程度触れているかを見ておきます。
公開目次だけを基に、「職場のあらゆる場面に使える」「例文が豊富」といった判断をすることはできません。
必要な情報があるかを確かめることも、本選びの一部です。
🍀 読みながら、考えが動いたところを残す
本を手に取ったら、すべてを覚えようとするより、自分の考えが動いた箇所を一つ残してみてください。
次のメモは、本書のワークを再現したものではなく、当サイト独自の読書用メモです。
気になった説明があったページ:
自分は、これまでどう考えていたか:
読みながら、新しく考えたことは何か:
まだ分からないことは何か:
長い文章を書き写す必要はありません。ページ番号と、自分の言葉で短く記録しておけば、あとで戻りやすくなります。
読書の成果を、相手の反応だけで測らない
読んだあとに言葉を変えてみても、相手が希望どおりに応じるとは限りません。
振り返るときは、自分の希望に気づけたか、伝えたいことを整理できたかなど、自分が確かめられる点にも目を向けてみましょう。
また、威圧される、意見を繰り返し封じられるなどの状況がある場合は、周囲への相談も選択肢になります。
職場の人間関係の困りごとを整理する記事では、確認・調整・相談の進め方を紹介しています。
🍀 書籍の詳細を確認して、自分の目的に合うか考える
『アサーション入門』を検討するときは、まず「自己表現について、どんな問いを持っているか」を確かめてみてください。
その問いを手元に置いて目次や本文を見れば、自分が学びたい内容に近いかを判断しやすくなります。
書店の商品ページでは、次の書誌情報が一致していることを確認できます。
書名: アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法
著者: 平木典子
出版社: 講談社
紙版ISBN: 9784062881432
電子版を選ぶ場合は、書名・著者・出版社に加えて、利用する端末や閲覧方法も確認してください。
自己表現と、質問・報告の組み立て方のどちらを学ぶか迷っている方は、職場のコミュニケーションを学ぶ本の選び方も参考にしてください。
自分が考えたい問いに、この本がどのように関わりそうか。そこを確かめることから、一冊を選んでみましょう。
