『入門 考える技術・書く技術』はどんな本?学べることと購入前の確認点
文章を書き終えたのに、「結局、何を伝えたいのか」が自分でも曖昧になる。
言葉を短くしても、説明の分かりにくさが残っている。
そんなときは、表現を整える前に、考えの組み立て方から学ぶという選択肢があります。
山﨑康司さんの『入門 考える技術・書く技術』は、仕事の文書やメールを書くための考え方を扱う一冊です。
この記事では、出版社と著者が公開している情報を基に、本書の学習範囲と、購入前に確かめたい点を整理します。
この記事でわかること
- 本書で扱うテーマと学習の流れ
- 自分の目的との照らし合わせ方
- 『考える技術・書く技術』や『スライド編』との違い
- 自分の文書を使って学ぶための準備
※本記事は公開されている書籍情報・目次に基づく紹介です。読了後の感想や、文章力の向上を評価したレビューではありません。
🍀 『入門 考える技術・書く技術』の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 入門 考える技術・書く技術 |
| 副題 | 日本人のロジカルシンキング実践法 |
| 著者 | 山﨑康司 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 発行年月 | 2011年4月 |
| 紙版ページ数 | 168ページ |
| 紙版ISBN | 9784478014585 |
出版社では、紙版と電子版が案内されています。ダイヤモンド社の書籍情報
著者の解説によると、本書は、日本語で考えを表現するときの特徴に目を向けながら、ピラミッド原則の実践を扱っています。著者による本書の解説
「論理的に書く」と聞いても、何をどう変えればよいか分からない。そんな方が、文章の構成を学ぶ候補として検討できる本です。
🍀 読み手を考え、構成を作り、文書にする流れ
公開目次からは、読み手の疑問を捉えるところから、考えを整理し、文書として表すところまでを扱う構成が分かります。
大まかな学習範囲は、次のように整理できます。
| 学習の段階 | 公開目次で扱われている内容 |
|---|---|
| 読み手を捉える | 相手の関心や疑問を考える |
| 考えをまとめる | 情報をグループに分け、伝える内容を絞る |
| 構成を確かめる | 考え同士のつながりや論理の展開を点検する |
| 文章に表す | 導入・段落・接続詞・結びを整える |
| 日常の仕事につなげる | メールへの応用を考える |
この表は、出版社の公開目次を当サイトで整理したものです。出版社の紹介・目次
言い換え以外にも、見直す場所がある
文章が伝わりにくいとき、「難しい言葉を使っているからだろうか」と考えることがあります。
ただ、自分の文章を振り返るときには、言葉以外にも確認できる点があります。
- 読み手が知りたいことに答えているか
- いちばん伝えたい内容が定まっているか
- その内容を支える情報がまとまっているか
本書に関心を持ったら、こうした「書く前の整理」を学びたいかどうかも考えてみてください。
🍀 自分の目的に合うか、書きたい文書から考える
購入を検討するときは、「文章が上手くなりたい」という目標を、実際に書く文書と結び付けてみましょう。
判断してもらうための文書を書きたい
たとえば、改善案を提案する、対応方針を説明する、複数の選択肢を整理する場面です。
こうした文書では、情報を並べるだけでなく、読み手が何を判断する必要があるかを考えます。
当サイトでは、そのような文書の構成を学びたい方の候補として、本書を選んでいます。
敬語や定型表現を確認したい
一方、今必要なのが、敬語の正しい使い分けや、特定の場面で使う定型文という場合もあります。
その目的で購入するなら、知りたい表現が掲載されているかを本文で確かめてください。公開目次で中心になっているのは、考えの整理や文書の組み立てです。
上司への質問やミスの報告を急いでまとめたい場合は、次の記事から、その場面で必要な情報を整理できます。
🍀 似た書名の本と、購入する本を取り違えない
本書を探すと、名前の似た書籍が見つかります。
特に確認しておきたいのが、次の2冊です。
『[新版]考える技術・書く技術』
こちらは、バーバラ・ミント著、山﨑康司訳の書籍です。今回紹介している山﨑康司著の『入門』とは別の本です。出版社の書籍情報
商品ページでは、「入門」という言葉だけでなく、著者・訳者の表記も確認すると区別できます。
『入門 考える技術・書く技術【スライド編】』
こちらは山﨑康司著で、スライド形式のレポート作成を扱っています。出版社の書籍情報
スライド資料を作ることが主な目的なら、こちらの目次も確認する余地があります。
今回の記事で紹介しているのは、副題が「日本人のロジカルシンキング実践法」、紙版ISBNが「9784478014585」の本です。
どれを選ぶ場合も、複数冊をまとめてそろえる必要はありません。まず、今作りたい文書に合う一冊から検討してみましょう。
🍀 読むときは、見直したい短い文書を一つ用意する
本書を読むなら、自分が書いた短い文章を一つ用意しておく方法があります。
たとえば、説明が長くなったメールや、要点をまとめきれなかった提案の下書きです。
社外秘や個人情報が含まれる場合は、固有名詞・数字・事情を架空の内容に置き換えるなど、職場のルールに沿って扱ってください。
元の文章を残しておく
読みながら修正するときは、元の文章も残しておきます。
そうすれば、あとから「どこを、なぜ変えたか」を振り返れます。
次の記録欄は、本書の教材を再現したものではなく、当サイトが提案する読書用メモです。
見直した箇所:
変更前に気になっていたこと:
変更した理由:
まだ判断できないこと:
文字数以外の変化も見る
文章が短くなったかどうかに加えて、必要な内容が見つけやすくなったかも確かめてみましょう。
- 読み手に何を伝えたいかが明確になったか
- 判断に必要な情報が残っているか
- 読み手が次にすることを把握できるか
これは当サイトが提案する振り返りの視点です。
一度ですべてを直そうとせず、気になった箇所を一つずつ見直すために使ってください。
🍀 試し読みと商品情報を確認してから選ぶ
購入前には、出版社ページの試し読み案内などを利用し、説明を追いながら考えられそうかを確かめてみましょう。
専門用語が出てきたとき、前後を読み返しながら理解できそうか。自分の文書に当てはめて考えてみたいと思えるか。
目次での関心に加えて、本文の説明との相性も大切です。
商品ページでは、次の情報が一致していることを確認してください。
書名: 入門 考える技術・書く技術
副題: 日本人のロジカルシンキング実践法
著者: 山﨑康司
出版社: ダイヤモンド社
紙版ISBN: 9784478014585
電子版を選ぶ場合は、利用する端末で図や本文を読みやすいかも、試し読みなどで確かめてください。価格・在庫・閲覧条件は、購入先の商品ページで確認できます。
自己表現の考え方を学ぶ本と迷っている方は、職場のコミュニケーションを学ぶ本の選び方も参考にしてください。
自分が書きたい文書と、学びたいことがつながるか。その点を確かめながら、一冊を選んでみましょう。
